2007年07月30日

母の教え

一般的に、飼い犬は飼い主に似るって言いますよね?


我が家で飼っている愛犬モコ:トイプードル♀3歳シルバー

は、私が3年半前に、地元に帰った時に地元のペットショップで買ったんです。
買うと決めて、銀行行ってお金下ろして、私が買ったんです。
翌日には東京に連れ帰り、母一人子一人で(途中弟も一緒でしたが)暮らしていた列記とした私の飼い犬のはずなんです。

そして、間違いなく私が飼い主のはず。

なのにクリクリお目目のモコの顔は母に似ている。
後ろ足の長いモコの体型は背の高いパパに似ている。



母です…。この写真はモコが嫌がってるので解り難いですが…タレ目とブタッ鼻がそっくりです。



そう、そんな飼い主でもないのにモコに似ている(モコが似ている?)私の母。マコちゃん。
彼女がまさに林住期を謳歌するスーパー母ちゃん。



昨日、夜食事の支度をしていると母から電話が。
この週末、学生時代の友人と連れ立って軽井沢に行っていた彼女。
その報告だったのですが、


行く前は、ハイシーズンの軽井沢になってしまった、断れなかったから…(# ̄З ̄) ブツブツ 

なんて、言っていたのに。


『もう、涼しくて最高だったぁ~(≧∇≦)キャー♪』

と、声を弾ませ自慢する。


学生時代の友達なので当然、おばちゃん!それも3人組。
3人で軽井沢の街を自転車で巡ったらしい。

『大きな別荘があってね、原宿っぽい通りもあってね。』


弾んだ声で話は続く。


それにしても、団塊の世代。
日本の女性はしなやかで元気だ。

来年には還暦を迎えようとしている彼女達。
体には多少のガタが来ているようでも、本当に軽やかに、自由に、今を楽しんでいる。
まるで、少女に戻ったかのように。


いや…。少女に戻ったわけではない。
これからの母を含め、彼女達には孫がいて、そう言う楽しみもちゃんと持っている。
少女では味わえない楽しみを。


母は、バカが付くほど真っ直ぐな人で、思い込んだら一直線な人。
幼い頃、お散歩コースに建てられた白い建物。
それを見て『これなあに?』と聞いた私に

『ここは保育園って言ってね、mikiちゃんくらいの小さな子供がみんなで一緒に遊ぶ所なんだよ』

と、答えた母。

当然私の答えは『mikiちゃんも今度行く~~。』と、なり。それを聞いた母は何が何でも私をその保育園に入れなければと思い込んだらしい。
結果、とてもいい保育園だったので正解だったのだが、3歳児の無責任な言葉一つで物事を決めた母。


当時専業主婦だった母は保育園というシステム上、そして色んな縁があって福祉の仕事に就くようになり、現在まで約30年弱その職に従事する事になる。


今でこそ、ポピュラーになった福祉だけれど、当時はさほど陽の当たる職業ではなく、まして夜勤などがある業務日程。本人は志高く、そして誇りに思って働いていたけれど、きっとその事を良く言わない人もいただろうと、想像が付く。


でも、不思議な事に、夜勤もあって家に帰っても母親のいないことが日常でかぎっ子だった私と弟だけど、母が子育てに手を抜いたと言う感覚がない。


とてもハードな仕事をこなしながらも母の一番は子供であり夫であり家庭だった。
そこらの専業主婦より家庭が一番!な人だった。

他人がどう思おうと、二人の子供が、母の子育てに手抜きは無かったと答えるならそれは間違いない事で、それは並大抵の事ではない気がするのだけれど、母には苦ではなかったかのように思える。


たった3歳の娘が発した言葉から始る苦労なのだけれど。


そんな母が今輝く毎日を送っているのを見ると、老いとは…。老いるとは…。
とても楽しみな事のような気がしてくる。

子育てを終え、職場では定年を向かえ、まさにこれからの人生の黄金期がそこにある気がする。
子供の頃、二十歳と言う響きに憧れた。
青春と言う時代に憧れた。


人生でもっとも美しく、輝かしい時代がそこにあると信じていた。
29歳、30歳になる事に恐怖を覚えた。
人生が終わりを告げるようで怖かった。

何も平穏な人生だったわけではない。
地獄のような日々を過ごした事も、枯れるまで涙を流した事も知っている。
そうやって色んな事を乗り越え、今還暦を目前としている母が眩しいくらいに輝いているから、


二十歳も青春も、人生でもっとも輝く時代ではないのではないかと。
それはまだこれからなんだと、納得させられる。


これから20年。どう、生きるかでその後の自分がどう輝けるかが決まるだろう。
でも、老いる事がけしてネガティブでない事を知っている私は、そこに向かって希望を持てることが出来る。


母が私に教えてくれるように、私もいつか子供にその事を教える事が出来るように。
憧れの人の遺伝子を受け継ぎ人生を謳歌できる人間になりたい。


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この記事へのコメント
mikiさんって、何歳だっけ?
っていうか、書いてらしたっけ??
ウチの息子くらい???

今日のmikiさんのお話…
う~ん、私と我息子の関係から言うと…

う~ん、うまく言えない…
でも、書きたくなった!(迷惑だろうけど?)

とにかく、
愚息が(実は、結構イケテル息子だと母は思っている)、
「あなたに教えてもらったことを、オレは子供に伝える」みたいなことを、
言ってくれることが嬉しいオカンです。

私のよみとしては、mikiさんは、カックイイおかんになれると思うよ!
「○○のかぁちゃん、カックイイ~」って言ってもらえると嬉しいぞ!
「おばちゃんとこの子供が良かった~」とかね!

カエルの子はカエルです。イイも悪いも…
あなたが敬愛するお母さまの子供はmikiさん!

そして、
今から生まれてくる天使ちゃんも、
カエルの子のカエル、の子のカエル!

おばあちゃまのカッコ良さに負けないママになってね!

コメントのくせに、わけわからないし、
長くてm(__)m
Posted by ♪パソコンこん♪ at 2007年07月30日 19:19
素敵なお母さまですね。
思わず、読み入ってしまいましたo(^-^)o
そして、そんなお母さまのコトをよーく分かっているmikiさんも素敵♪

しかし、文章力ありますよね。才能なんでしょうか??羨ましい・・・・(>_<)
私なんて書きたいことたくさんあっても・・・書いてるうちに、どこか違う方向にいって・・・結局なにが書きたいんだか(>_<)
ほらまた・・・・!

毎回楽しみにしてます♪
Posted by ありんこ at 2007年07月30日 19:50
娘に、こんなふうに言って貰える私は幸せ者です。
いろいろな事があり、今の幸せがある。全てに感謝です。
現在は、主婦廃業中で家事は手抜中。
仕事と遊びに夢中です。o(^-^)oテヘッ
Posted by まこばあば at 2007年07月30日 20:50
☆♪パソコンこんさん♪

えっと、5月で33になりました。
ちゃんと公表済みです(* ̄m ̄)プッ 嘘つけないので。

♪パソコンこん♪さんの息子さんの気持ちとても解ります。
♪パソコンこん♪さんもカッコいいオカンなんですね。
他人がどう言おうと、息子が、娘が誇りに思える親とは、それだけで世界一の親なんだと思います。

かえるの子はかえる。
本当にそうだと思います。
母が惜しみない愛情で育ててくれたように、
私も生まれてくる子供を惜しみない愛情で育てるのだろうなって、
不思議ですが思えてなりません。
だって、それしか知りませんから。
母にしてもらった事、それが私のする子育ての全てだから。
最近それに気が付きました。

母の真っ直ぐさを笑っていた時もありました。
でも、子供を授かり、自分が同じようにしか出来ない事に気が付き、
母の大きさを改めて気が付きました。


ちょっと、生意気な事を言っていいですか?
『愚息』とは愚か者の息子と言う意味です。
愚か者とはつまり♪パソコンこん♪にかかります。
こんな、愚か者にはもったいないくらいいい息子。

これは以前、『愚妻』の本当の意味としてある方に教えて頂きました。

愚かな妻(あくまで謙った表現かもしれませんが)より、愚か者の妻。こんな愚か者に尽くしてくれる妻。この方がいいなって思いました。

でも、息子さんが尊敬しているお母さんですから、やはり愚息は当てはまりませんね。
とても素敵なご子息でしょうね。

こちらも長々とごめんなさい。






☆ありんこさん

ありがとうございます。
本当に眩しい母です。こう、素直に思える年齢に私もなれました。

文章力は全く無いですよ|||(_ _。)
どう、まとめたらいいのかしら?と悩んでしまいます。

でも、自分の想いもたまには書き留めたくて。
つたない文章で本来公開するような内容でもないのかも知れないですが…。
子を授かり、母の偉大さに気が付いた時恥ずかしいですが言葉に残したくて。

必死に書きたいこと…書いてるんです(-"-;A ...






☆まこばあば

今は主婦業廃業大いに結構。
今の内に自分の人生を楽しんで、
もうスグ、我がままな怪獣があなたを振り回すから(* ̄m ̄)プッ

当然、元祖怪獣はあなたの助けを期待してるからね。
Posted by miki at 2007年07月30日 22:09
お母様!!若い!!
ばあばと言わせてはいけません!!
mikiさんのお姉さんで絶対とおりますって!!
そんな風に素敵に年齢を重ねていけたらと思いました。

この母にしてこの子ありですね。
mikiさんがうらやましいです。

私は子どもを産み育て始めてから、親のありがたみが実感できた不肖の娘です。
また、楽な子どもだったろうなとも思いましたが。
Posted by ゴン at 2007年07月31日 00:38
☆ゴンさん

若いですか?
(* ̄m ̄)プッ 本人喜びます。去年の暮れに宮崎で撮りました。

そう言えば…母と写したプリクラを見た男の子が、
『この子と合コンしたい』って言ったことがあります(-"-;A ...

気付きは年齢に関係なく、その時素直になれば…。
そう、思います。
私も随分時間がかかりました。
母を泣かせたこともありました。

なので、今、こうして忘れないように、文字に残そうと思っています。
Posted by miki at 2007年07月31日 09:52
 
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