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Posted by みやchan運営事務局 at

2008年03月31日

ネグレクト 私が感じた少女の言葉

真実の記事から少し間があきましたが、私がその時感じた思いを少しここに書きとめようと思います。
(先日の記事『ネグレクト』





『○○ちゃん、まだ生まれていないから解んない』





5歳の少女がそんな言葉を発したと聞いた時、
私はとにかく彼女を抱きしめてあげて欲しいと…そう、思いました。



たった5歳の少女が、たった5年間しか生きていない少女なのに、そのたった5年間は辛い事ばかりで記憶を失って行くという、
ある種障害(と、言ってもいいと思うので)を持っているというのに、
更に、自分はまだ生まれていないと、自分の『生』までも否定してしまうなんて、


あまりにも過酷で惨い現実がそこにあるんだという事が本当に信じられず、とにかくショックを受けました。




誰が見ても可愛いと思えるように、手を差し伸べたくなるように、
お母さん達は寝不足でも、泣きじゃくる赤ちゃんにホトホト参っても、
ニコッと笑う笑顔はそれを吹き飛ばすだけの力を持つように、
赤ちゃんは、大人より顔デカで目が他のパーツより大きくて、『可愛い』と思える造りになっているんです。



それは何が起こっても赤ちゃんが生き延びてい行けるように神様がそう造形したんだと遠い昔に聞きました。


本当にそうだと思いました。




そんな、可愛い、ましてや自分の子供にどうして?
そう、思っても育児放棄をする親は増えているのでしょう。
とても悲しい現実です。



どうして?
そんな風に育児放棄をしてしまうのなら子供を産むという選択をしたの?


そう、思うのは変な事でしょうか?
それとも妊娠した時には、幸せいっぱいだったのでしょうか?
出産後何かがあって放棄してしまうようになったのでしょうか?

だとしたら、私にもその可能性はあるのでしょうか?
そう思って考えてみても、やはり私にはとても想像が付きません。



赤ちゃんを切望している夫婦が子の世の中に沢山いるのに、
一方で親に愛されない子供も居て…。


どうして上手くは行かないのでしょうか?



話を戻して、5歳の彼女の『生まれていないから解らない』という、言葉は最大級のSOSではないのかと私は思うんです。

せめて、周りの大人がそのSOSをちゃんと受け取ってくれれば…。
そして、あなたが生まれてくれてよかった。そう、言ってくれる人が居たら。
先日最終回を迎えた薔薇のない花屋ではないけれど、
5歳の名もなき戦士に微かでも未来に希望を持てるのではないかと、


結局何も出来ない私だけど、ここにこんな事を書いて、実は一番無責任なのかも知れないけれど。
自分の娘にはこんな思いをさせない事と、
もし、名もなき戦士であった時にSOSを解って、そして抱きしめれるようにと、そう心に誓う、そんな考えさせられる言葉でした。  


Posted by miki at 22:13Comments(6)mama life