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Posted by みやchan運営事務局 at

2007年11月08日

母は強し おっぱい編

書き残しておきたい入院生活。
これまた長編になりそうな予感。
興味のある方のみこの先読んでみて下さい♪(v^-^v)♪





さて、出産前は産む事ばかり考えていてその後の事は考えていなかった私。
元来そんな性格なんですよ。
土壇場にならないと行動しない。
計画を立てて準備するって事が出来ないの( p_q)


ましてや人生で大きなイベント出産はある意味ゴールのような感覚でとらえていたのかも。
ここからがスタートなのに。



ゴールであり、スタートとなる出産を終え、次に直面するのはなんと言ってもおっぱい
先日も書きましたが、産めばおっぱいは出てくるくらいの知識の私。
そして、土壇場になってやっと焦る性格の私。


出産前日も、当日も『私のおっぱい出る気配さえ無いんだけど~~』呑気に申しておりました。


それでも母乳育児をすると息巻いていたのですから笑っちゃいます。


さて、そんな呑気な母さん”miki"さんがこれはヤバイ!!と焦りだしたのがrinoを産んで2日目の朝。
助産師さんの一言だった。
『mikiさん、赤ちゃん体重が9%も落ちてるのね、小児科の先生と相談したんだけどこのままだと赤ちゃんの体力落ちちゃうからミルク飲ませたほうがいいと思うの。』


今思えば、母乳推進の病院ならそんな風には言ったりしないだろうし、何とかなったのだろうけど、
入院患者の多い総合病院。
その辺はやはり管理しやすい方向へなんでしょう。
そして、沢山居る赤ちゃんの中、rinoだけが体力的に劣るとかは嫌だな~と言う心理が働いてミルクを了解してしまう私。
やっぱりうちの子だけ…って言うのは強烈なものがあるんですね。早速の体験でした。



そして、自分の体にも大きな変化が。
出る気配の無かったおっぱいが急にパンパンに腫れだしたのだ。


いやぁ~~、女性のバストって丸いフォルムでやわらかくて

『おっぱいが~いっぱ~い♪嬉しいな、さわ~りたい~♪』

って歌になっちゃうほど魅力的なものじゃないですか?
少なくとも、私はそう思うんですよ。いや、思っていたんですよ。


違ったんですね~。
おっぱいの本領発揮の時(つまり授乳)、おっぱいの真実が分かったんです。


おっぱいは…



四角くて、筋肉で出来てるんです!!


(・ω・ノ)ノ!きゃ~~、衝撃の事実~~。


いやマジで。パッツンパッツンに張ったおっぱいはガチガチの鉄板のような硬さ。
形だって丸じゃない。もう、四角といっても差し支えない。そんな形。

そして、真っ赤に晴れ上がり熱を持ったおっぱいはとてつもなく痛い(|||▽|||)



これはおっぱいが生産されているのに、乳腺が開かずおっぱいが溜まりに溜まったためにこうなったのだけど、
この半端無い痛みに思わず、叶姉妹は出産したらおっぱいが破裂するな。と、人事なのに真剣に心配してしまった。



さて、そんなおっぱいの痛みを回避するためにも乳腺を開きおっぱいを外に出さなければならない。
お子さんがいらっしゃる方なら大抵の方がうなずくと思うのだが、
おっぱいってそんなに簡単に出てこないですよね?つまりなかなか乳腺が開かない。


そして、人生色々あるようにおっぱいにも色々ありまして赤ちゃんが飲みやすいおっぱいと、飲みにくいおっぱいがあるわけで、
私はどちらかと言えば飲みにくいおっぱいだったわけで。
(女性陣、お察しください。男性陣、ここは想像せずスルーしてくだされ)
私の乳腺が開いておっぱいが出たとして、rinoちゃんにも頑張ってもらわなきゃならない。



これは想像以上に過酷なおっぱいライフのスタートだったのです。



まず、乳腺を開く為にもう触れただけで痛みが走るおっぱいを乳頭メインでマッサージ。
これが痛い。
痛いけどやらなきゃ出ないから頑張るしかない。


ここで、ありがたかったのが助産師さんの存在。
私の入院した磐田市立総合病院
(名前を出したところで宮崎の方は知らないしって思っていたら従兄弟が多分働いていると言うコメントがあったのでリンクしてみました。みはるちゃんこの病院?)



病室から。窓の外には長閑な風景が広がってるよ~~



婦人科病棟に確か17名ほどの助産師さんが居て、3交代勤務で回しているのですが、
その助産師さんたちが本当に熱意のあるいい方々で。
もちろん沢山の助産師さんが居るので、それぞれおっぱい=授乳に対する意見も様々。
またその沢山の意見を聞く事が出来たのは本当に良かったことなんですが、
深夜遅く、右も左も解からぬ授乳に奮闘する新米ママ達に付きっ切りで励まし、指導してくれたんです。


だいたい3時間おきの授乳。
これは総合病院独特なのかもしれませんが、
授乳前に赤ちゃんの体重を量り、授乳後にも量ってその差でどれほどおっぱいを飲んだか調べそれを紙に記録するんですね。
すると何時に最後の授乳だったか、次は何時頃授乳するか表を見れば解かるのでそれを見て

『次は何時ごろだね~、じゃあその頃見に来るね。』


そう言って様子を見に来てくれる。

そして、なかなか開かない私のおっぱいのマッサージをしてくれたり、
時には中腰で1時間以上かけて搾乳を手伝ってくれたり!!

赤の他人の助産師さんがここまで頑張ってくれると人の親になった私が頑張らないでどうする!!

そう思えたんです。
実は…、一度ミルクを与えてしまった私。
なかなかでない母乳と痛み。
rinoも一生懸命吸い付くが、母乳が出ないものだからもちろんぐずるし、って言うより、なかなか起きない眠り姫だったんですね。rino様は。
一生懸命rinoを起こして、強引におっぱいを口に含ませ、rinoも新米赤ちゃん。ママも新米ママだから頑張ろうねってたまにぐずるrinoに声をかけ必死で一時間おっぱいにrinoを張り付かせて、これならいくらか飲んだだろう。
と、鼻息荒く体重を量るとなんと減っているじゃない。
そんな事が続いて、思わずミルクで育てようかしら?と頭をよぎった事もあったんです。


それを思いとどまらせてくれたのは熱意ある助産師さんの存在でした。



そして、もう一つ。
これも入院患者の多い病院だからこその良さだったんですが、
一緒に入院している沢山のママさんたちの存在。


授乳室なるものがあり、授乳の時間になるとその部屋に行って授乳するんですね。
3時間おきの授乳なので、だいたい顔ぶれが同じになるんですが、
いつでも我が子の為に髪を振り乱し必死におっぱいを与える母の姿がそこにあるんです。

眠い目をこすりながら、泣きじゃくる子をあやしながら、眠ってしまう子を起こしながら、おっぱいの痛みに耐えながら…。

いつもなら、髪の毛をくるくるカールして、お化粧バッチリしているだろうな~って言う私の感覚だと渋谷のセンター街に居そうな、この辺なら浜松を闊歩しているような、宮崎なら…どうなんだ?橘通?(詳しくなくてごめんなさい)そんな女の子もここでは我が子だけを見つめ、ひたすらおっぱいを与えている。


その姿は本当に美しく、勇気付けられ、
母親になると言う事、母親の強さを感じるものでした。

その母の姿に私がどれほど励まされたか。


私の場合なのですが、入院中1回の授乳にかける時間はだいたい2時間。
まず、授乳前に準備としておっぱいマッサージをして、両乳合わせて10cc程搾乳し、
rinoのオムツを確認、必要があれば交換して、体重を量り、
さて、眠り姫を起こしておっぱいに吸い付かせる。
片乳20分ほど合わせて40分ほど吸い付かせ、体重を量って飲んだ量を確認。
足りない分を前もって搾乳していた母乳を(なんてこと!!すっかり血迷って)哺乳瓶で与え、ゲップさせ寝かしつけたらまた1人搾乳する。必要量が溜まった頃、時計を見ると調度2時間と言った具合。


と言う事は、3時間おきの授乳なので寝れるのは1時間!!
目覚しをセットしとにかく寝る!!
時間的に調度食事の時間だったり、採血があったり…寝れない事も。
もちろん目覚ましを止めてまた寝ちゃう事もあったりして。


そんな投げ出してしまいたくなるような過酷なおっぱいライフも(今になってはいい思い出だし、心の支えだが)助産師さんと沢山のママ達の存在なしでは乗り切る事が出来なかった。
そう思うのです。


この事に関しては、少人数の助産院での出産では経験できなかった事なので、総合病院での出産も悪くない。ちょっと意見が変わる経験でした。



さて、そんな苦労をした授乳。
その後はと言いますと、


今じゃ授乳しながら歯磨きも、電話も、お料理まで出来ちゃうほど授乳の達人に。
搾乳なしではいられなかった溜り乳だったおっぱいも何故か1週間ほど前から差し乳に代わり、
下準備も必要なくrinoが泣いたらすぐおっぱいチャージできる状態に。


新生児の体重計の無い家ではいったいどれくらいの量を飲んでいるのだろう?と心配もしたけれど、
毎日モリモリおっしこも、ウン○もしているrinoちゃん。
おっぱいが足りない事は無い様で、あの地獄が嘘のような順調なおっぱいライフとなりました( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ


それでも、心配な事があるとネットで調べまくって情報収集。(本当に便利な時代です)
また、出産するはずだった助産院の方でもアフターフォローをしてくれるのも心強いところです(と言ってもあまりの順調ぶりに今のところお世話にはなっていませんが。)


まだまだ続くおっぱいライフ。
とりあえずの出だしはこんな感じ。
これから先また地獄に落ちるかもしれないけれど、その時はまた励ましてくれた助産師さんと、頑張っていた(仲間)ママさん達を思い出して頑張るぞ(o^-')b グッ!




最後に参考になる『魔法のおっぱい』リンクしておきます。おっぱいで困った事があった時一度見てみるととても参考になるサイトです。授乳中のママ、これから出産予定のママ。是非参考にしてみて下さい。  


Posted by miki at 23:36Comments(7)出産

2007年11月08日

生後23日

な、なんとΣ(゚д゚|||)
大事件発生でございました。




思えばありえる話なんですけどぉ。
それは深夜…明け方近くに起こったのです。





その話しちゃうの?


(* ̄m ̄)プッしちゃいます。


今日も、添い寝しながら授乳していた私。
うっかり!というか、当然?と言うか。
そのまま爆睡zzz


と、言う事はママとrino二人は向かい合うように横向きに寝ているわけで。
授乳パットからはみ出したママのおっぱいからはシミシミと母乳が染みだしてママのパジャマに大きな地図を作っていた午前4時前。
授乳しなきゃと目が覚め、珍しく長時間よく寝るrinoをそっと起こしてまた添い乳のまま授乳。
お腹一杯になってまた目を瞑るrinoのオムツを替えようとふと見ると


ひょえ~~(・ω・ノ)ノ!
たっぷりのウン○クンが!!
よ、横漏れしてますぅ~~~~~(|||▽|||)






早朝4時過ぎ…。
rinoの産着をごしごしと洗面所で洗うママでした。


パパ、これからはどこかにウン○が付いていても犯人は1人じゃないようですちっ、ちっ、ちっ



さて、そんな事件がありましたが、
今日もrinoは目覚しい成長を見せてくれています。


どうやら光に反応してるんです。
って、本では生まれて数時間でぼんやりと光と影がわかると書いてある本もあるので前から反応していたのかも知れず、
私はそれを見逃していたのかも知れないんだけど。


まだ寝ぼけてる状態の時に電気をつけたり、カーテンの隙間から差し込む光が顔に当たった時に眩しい~って顔をしたんだよ。
その表情が大人顔負け。いい味出してるようちの娘は。

それから、今日は思いっきり笑顔になった瞬間がありました。
もちろん笑っているわけではないんだろうけど、
顔の筋肉がニコっと上がっただけなんだろうけど、
それでもとっても可愛い笑顔でした~~ღღღ(♡´∀`) う~~ん親バカ。



最後に、rinoが露木茂に似ていると言うのがここみやchanでかなり反響があったので
『今日の露木茂』




ヤバイ…、ママはrinoの可愛い顔より変顔ばかり写真に収めています( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ   


Posted by miki at 16:47Comments(11)今日のrino